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2016.09.19

クサビ状欠損について

こんにちは、クリニカルコーディネーターの森です。

ここ最近は、天候が優れず気分も滅入りがちですが、早く気持ちのいい秋晴れになるといいですね。

今日は、「クサビ状欠損」についてお話ししたいと思います。

「原因」歯の表面はエナメル質でおおわれており、歯の根元はそのエナメル質がうすくなっているため、そこを歯ブラシで強く磨くと削れてきます。そのため、冷たい水などがしみるようになってきます。ひどい時は歯の神経の近くまで削れてしまい、神経を抜くことになってしまいます。

「クサビ状欠損」にならないためには、強い力での横磨きをやめ、鉛筆を持つような持ち方で丁寧に磨いて下さい。歯磨き剤は歯の黄ばみなどが気になる場合のみ少量(マッチ棒の頭くらいの量)使うのがよいでしょう。研磨剤入りの歯磨き剤はやめ歯がしみるときは、知覚過敏用の歯磨き剤が有効です。

「治療方法」歯の色に似たつめ物(コンポジットレジン)をつめる。神経の近くまで削れている場合は、神経を抜いて冠をかぶせる。

「注意」つめた後や、冠をかぶせた後も、乱暴な横磨きや多量のハミガキを使った磨き方を続けると、また削れてきたり、歯ぐきがさがってきたりするので、気をつけましょう。

クサビ状欠損ができてしまうと、自動的に回復する事は難しいので、「歯がしみるな」と感じたら歯科医院を受診して下さい。

オリオン歯科イオン鎌ヶ谷クリニック スタッフ一同心よりお待ちしております。

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