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2017.01.10

口の中の金属が引き起こす金属アレルギーとは?

こんにちは。

助手の小林です。

今回は金属アレルギーについてです。

☆口の中の詰め物が原因?

ネックレスなどの金属が肌に触れることで、皮膚に湿疹やかぶれなどの症状を

引き起こす金属アレルギー。実は、口の中の金属の詰め物が原因で起こることがあります。

金属アレルギーには個人差があり、自覚症状が全く出ない人もいれば、皮膚に発疹ができる、

手足の皮がむける、などの症状が出る人もいます。

歯の治療では、金属の詰め物をして何年も経ってから突然発症する事もあり、

すぐに症状が現れるとは限らないので、口の中の金属が原因だとは思いもしない人が多いようです。

☆金属アレルギーのメカニズム

歯の治療で使用する詰め物や被せ物の金属素材には、水銀アマルガムや金銀パラジウムなど、

アレルギーを起こしやすい金属が使われています。

この金属が唾液で溶け出し金属イオンとなり、体内でタンパク質と結合し、新しいたんぱぃ質を

作ります。これが異物とみなされると、免疫が過剰反応し、アレルギー症状を引き起こします。

☆金属アレルギーへの対策は?

・まずは、かかりつけの皮膚科での正確な診断、原因の検索が必要です。

・アレルギーの原因が歯科用金属であると判断された場合、かかりつけの皮膚科にて

パッチテストを行い、7日後の判定が必要不可欠となります。

・皮膚科医師の診断のもと、歯科で原因となる金属を取り除き、アレルギーをおこしにくい

材質のものと取り替える治療を行います。

もしかしたらと思ったら相談にいらしてください。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

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