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2017.08.18

梅雨に逆戻り?

こんにちは。

クリニカルコーディネーターの森です。

8月に入り、まるで梅雨に逆戻りしてしまったような天気が続いていますが、皆さん体調等を崩されたり、気が滅入ってしまっている等ありませんか?夏休みを楽しみにしていた子供さんたちにとっては少し残念だったかもしれませんね。夏休みも残り僅かですが有意義に過ごせるといいですね。

そこで今日は「子供の歯を守ろる」という事にスポットをあててお話したいと思います。

乳歯の虫歯を「乳歯はそのうち生え変わるから…」といって放置してはいませんか?もし放置してしまうと、次に生えてくる永久歯に様々な影響が出ることがあります。「乳歯でもしっかりと治療」する事が大切なんです。様々な影響としては、以下のような事があげられます。

「痛みが出る」乳歯は小さいので、虫歯が神経に達しやすく、痛みでお子さんが辛い思いをしてしまいます。

「歯並びに影響」虫歯が進行して歯が崩壊したり、生え変わりの時期より早く抜いたりすると、隣の歯が移動して永久歯が生えるスペースが確保できず歯並びに影響します。

「顎の発達に影響」歯の痛みで十分に噛めなかったり、顎の発育が阻害されるなどの影響もあります。

「永久歯への影響」乳歯の下にある永久歯の表面が弱くなったり、生えてきた永久歯が変色したり、虫歯になるリスクが高くなります。

◎乳歯の虫歯治療とは?

子供の虫歯治療は、お子さんの年齢や虫歯の進行度合いによって変わってきます。治療が初めての場合や恐怖心がある場合、まずは器具を見せたり、お口の中に水を溜めたりする「トレーニング」を行い、恐怖心を取り除いてから治療に入ったりします。無理に治療したことが原因で、トラウマになり歯医者に行かなくなってしまうのが一番怖い事ですので、お子さんの治療に関しては細心の注意が必要です。

主な治療内容としては、小さな虫歯、歯を削る量が少ない場合は「白い詰め物」で治療します。神経の治療をした大きな虫歯、歯を削る量が多い場合「銀歯」で治療します。虫歯が神経にまで達している場合は「神経の治療」を行います。歯を残すことができない場合は「歯を抜く」治療をしますが、永久歯が生えてくるためのスペースを、確保するための固定が必要な場合もあります。

虫歯になってしまうと、せっかくの楽しい夏休みも台無しになってしまいます。そうならない為にも、毎日のホームケア、歯科医院での定期的な検診、メンテナンスが大切になってきます。歯科医院では、フッ素塗布やシーラントで虫歯に対する予防も行えます。(フッ素やシーラントをしたからといって100%虫歯を予防できるわけではありませんが…リスクを最小限に抑えることが可能です)お子さん一人では中々「歯を守る」というのは難しいですので、親御さんが一緒になって「子供の歯を守ってあげよう」という気持ちで見守ってあげましょう。ある程度の年齢までは、仕上げ磨きをしてあげたり、おやつのダラダラ食いや食事に注意するなど親御さんのサポートで「歯を守ってあげる」ことが重要です。

まだ、夏休みも残っていますので、お子さんを連れて、もしくはご家族一緒で歯医者の検診を受けてみられては如何でしょうか。

オリオン歯科鎌ヶ谷クリニックスタッフ一同お待ちしております。   

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