こんにちは☆
オリオン歯科鎌ヶ谷クリニックの嘉手納です。
今日も暑いですね。
前回、歯周組織や歯肉炎、歯周病についてお話しました。今回は、歯周治療の流れについて書こうと思います。
まずは、「診査・検査」です。歯周組織の状態を把握するために、検査は時間がかかります。(ちなみにオリオン歯科では1時間くらいは余裕でかかりますね)
次回は、検査法を詳しく書いていく予定です。
検査結果をもとに、「診断」をします。そして診断をもとに、治療計画を立てます。
歯周病の状態にもよりますが、歯周病治療の基本は、直接的な原因である細菌を除去することと、細菌が付着しやすい環境をかいぜんすることです。
そのために歯周基本治療を行います。
歯周基本治療は、「スケーリング」と「ルートプレーニング」があります。
歯周病の原因となる細菌は、歯のネバネバとまとわりつく「歯垢(プラーク)」、歯垢が唾液中のカルシウムやリンなどと結びついて硬くなった「歯石」などに停滞します。
歯垢(プラーク)は、口腔内の細菌が唾液中の糖タンパクと結びついてつくられた「細菌のかたまり」のようなものです。ネバネバしているため、簡単に歯の表面にくっついたり、歯と歯肉の間の溝に入り込んだりして、歯周病の原因になります。しかし歯垢(プラーク)は軟かいので、丁寧なブラッシングで除去できます。
いったん歯石となったものは硬くがっちりと歯に付着しているので歯ブラシでは除去することは出来ないのです。歯科の専門の器具でスケーリングする必要があります。
重症化した歯周病は、歯周ポケットが深くなり、その奥深くにしせきが付着しています。歯石が深いところに付着してしまうと局所麻酔をして、歯の根の表面についた歯石を取る「ルートプレーニング」をします。歯周病は、こうした歯周基本治療を行っていきます。
歯周基本治療で治らない場合は、「歯周外科治療」をする場合もあります。歯周外科治療の中でも「フラップ手術」は、代表的な外科手術です。
「フラップ手術」は、歯肉を切って開き、歯の根元を露出させた状態でスケーリングやルートプレーニングをして歯垢(プラーク)や歯石を除去します。術後は歯周ポケットが浅くなり、歯周病の原因細菌が少なくなります。フラップ手術は、歯周病の進行を止めることが出来ますが、一度破壊されてしまった歯周組織を元に戻すことは出来ません。
そこで、歯周組織再生療法のGTR法やエムドゲイン法などで、症例によって歯周組織の再生を促し、保存不可能な歯を残すことができるようになりました。
歯周基本治療や歯周外科治療で改善されても、歯肉を長持ちさせるため?メインテナンスが欠かせません。メインテナンスも治療の一環です。
オリオンでのメインテナンスは、患者さんの状態をみて1ヶ月?6ヶ月で診ていきます。